2017年3月31日金曜日

かくも遠き道のり

またもや錦織のマスターズ優勝ならず

マイアミオープンは世界ランク1位のマレーと2位のジョコビッチがそろって欠場し、我らが錦織はなんと第2シードでの出場だったのに。
3回戦の危うい勝ち方、試合途中で何度もトレーナーを呼ぶ様子に嫌な予感がしていた。
4回戦はフォニーニ相手に苦戦を予想していたが、翌日ATPのトップページでフォニーニの満面の笑顔を見たときのショックと、「ああ、やっぱり」という苦い思い。
さらに、故障箇所が前日トレーナーに治療を受けていた膝ではなく手首と知ったときの何とも言えない絶望感。


本日の「遠き道のり」は錦織のマスターズ優勝ではない。


Macの買い替えだ。


8年以上使っているというのに、iMacをまだ買い替えていないのだ。

現在のパソコン環境は次のとおり。

  iMac Early 2009モデル(24インチ)
  RAM: 4GB
  CPU: 2.66 GHz Intel Core 2 Duo
  ストレージ: 640 GB HDD

  Windows
  RAM: 16GB
  CPU: 3.4GHz Intel Core i7
  ストレージ: 1TB HDD

  MacBook Air Early 2015モデル(13インチ)
  RAM: 8GB
  CPU: 2.2 GHz Intel Core i7
  ストレージ: 265 GB SSD

問題なく快適に使えているのか?と問われれば、答えはNo寄りのYesだ。
快適とまでは言えないものの、まあ負荷の軽い作業なら問題ないという程度で。
つまり、負荷の重い作業には支障をきたしているのだ。
特に、Microsoftのアプリケーションがいけない。
起動に時間がかかる、処理に時間がかかる、勝手に落ちる。
正直言うと、困っている。
だったらさっさと買い替えろという話なのだが、もう4年ほど前から「買い替えたい」と思っている。

ではなぜ買い替えないのか?

Windowsマシンをパワーアップしたので、そっちで仕事やれば快適だから。

Windowsマシンは夫から借りているというか、「俺、ノートパソコンあるから使っていいよ」と言われて、今では私が専有してしまっている(それまではiMacをブートしてMacとWindows両方入れていた)。
キーボードを変え、マウスを変え、キーの割り当ても変え、メモリも増設し、今ではすっかり「私のパソコン」になってしまった。
そして近日中にSSDも載せる予定なのだ。

請求書作ったりネットする程度ならiMacのスペックでも問題はないのだが、このところ仕事はほとんどすべてWindowsでやっている。
だから、iMacがすっぽりと「なくなって」しまっても別に困らないのだ。
仮にiMacをリストラすると、iMacのサブモニタをそのままWindowsの3つ目のモニタにできるのだ。
Windowsのフォントが汚くて嫌だとか、Windowsのシステムがすっきりしていないとか、不満は多々ある。
それでも、パワーアップさせたマシンは処理が早いのだ。

そんなこんなで、8年以上経ってしまった。



結論:Macのデスクトップいらないんじゃないか?


2017年3月25日土曜日

捏ねないパンを焼いてみた

料理関係の本を読んでまたもや踊らされている

前回はケーブルテレビで料理チャンネルを見てはせっせと料理をしていた。
キーマカレーを作るためにフードプロセッサーを買ったりしたのだ。


情報化社会の罠というべきか、Twitterで目にした料理関係の本を2冊読んで以来、私の中でちょっとした料理ブームが再燃している。
土井先生の本を読んでみそ汁をせっせと作り始めたことは先日当ブログで書いた。

今は休日にパンを焼いている。
「パンを焼く」という言葉から漂うリア充感たるやハンパない。
「パンを買う」のではなく「焼く」というと、ていねいな生活をしている人みたいではないか。
いや、ていねいな生活をしている人をdisっているわけではない。

『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』で捏ねないパンのレシピが紹介されていた。
残念なことにこの本のレシピページはフォントサイズがアリのように小さくて、近眼&老眼ダブルパンチ中高年には判読がほぼ不可能だったのでスマホで撮影してタブレットで拡大表示した。
材料は小麦粉、イースト菌、水、塩だけだ。
「イースト菌があればパンができちゃうんだなあ。この前間違って小麦粉余計に買っちゃったしなあ」というわけで、近所のスーパーにイースト菌を買いに行った。
小麦粉のコーナーを見ていてハッと気づいた。

あれ?パンって薄力粉じゃないよな?

とりあえず、強力粉を買って帰った。
ネットで情報を探していると、「薄力粉」「中力粉」「強力粉」のどれでもいいらしく、すべてのパターンでレシピが存在した。
そこで、強力粉のみのパンと、薄力粉と強力粉を半々にしたパンを作ることにした。

捏ねないのであっという間に仕込み終了

基本、料理に関してガサツな私はイースト菌の量を計りもしなかった。
どうやら入れすぎたようである。
焼き方にも若干問題があったようだ。
原因は不明だが、コンクリートみたいに表面が硬いパンになった。
これはペーターのおばあさんでなくても無理だ。

若干残念な仕上がり

その後、もう一度トライした。
2回目はイースト菌をきちんと計った(ベーキングの基本っすよ)。
ネットでもう少し詳しい情報や動画を調べて仕込みをし、一晩冷蔵庫の野菜室で発酵させた。
焼くときはストウブに入れてオーブンで焼いた。

パンらしいパンが焼き上がった!!!

かなりおいしいパンが焼けたので満足したのだが、うちにはパン切りナイフがないので包丁でぐいぐい切っているうちにパンがつぶれてしまった。
ということで、本日近所のホームセンターでパン切りナイフを買ってきた。
ちなみに、今日はパン作り講師をしている親戚から食パンをもらった。


結論:素人が作ったパンはプロのパンには敵わない。


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2017年3月16日木曜日

筋湯よいとこ一度はおいで

地図は高低差がわからないのでちょっと困る

元はといえば、先月筋湯に行こうと思っていたのだが、夫に「雪が降ったらどうする?俺も雪道の運転はできない」と言われてひと月延期した。
筋湯は標高1,000mほどで、近くにスキー場もある。
暖かい日だったが、北向きの斜面には雪が残っていたので、延期して正解だった。

まだまだ冬山

車での通行には問題なし


去年、梅雨時に初めて筋湯温泉に来たのだけど、泉質がとても良かったのと、思った以上に食べ物がおいしかったのですっかりファンになった。
温泉地としては小さな町だけど、山の中なので自然が豊か、静かな環境は疲れた中年にぴったりではないだろうか?
ちょうど阿蘇の野焼きと重なり、あちこちで黙々と山が燃えて灰が降っていた。
まだ山の様子は枯れ木ばかりの冬山だけど、これがあとひと月ほどで新緑が芽吹くので、GW明けにでもまた足を運びたい。

今回の宿、ななかまど

竹林に面した静かな宿

今回は直前まで休めるかどうかわからず、直前での予約となったため第一希望の宿は空いていなかったので、ななかまどという旅館に泊まった。
どうやら八丁原ビューホテルという古い温泉ホテルの別館らしい。
各部屋にお風呂が付いていて24時間入浴可能。
大浴場はビューホテルにしかないが、歩いて数十歩。
とにかく静かなところなので、お風呂上がりはテレビをつけずにビールを飲みながら本を読むととても幸せになれる。

じゃらんのクチコミでは「食事の量が多かった」とあり、それがこの宿に決めた理由の1つなのだけど、本当にボリュームたっぷりの夕食だった。
新鮮な野菜と魚もおいしかった。
残念ながらニジマスはなかったけど。
食わず嫌いだった馬刺しも食べてみた。

他にも煮物、焼き物、揚げ物が出てくる

焼き物は鮎の塩焼き


夜は薄雲が広がった上に月があまりにも明るくて星があまり見られなかったものの、運が良ければ満天の星空らしい。
日頃の行いが悪いのか、満天の星空にはまだお目にかかっていない。

久住・九重エリアの温泉は良質な温泉が多いのと、比較的小さな温泉地がたくさんあるのでリピーターも多い。
別府や湯布院のような大きな温泉地と違った魅力があふれているのでぜひとも訪れてほしい。

夕食のときに女将が各テーブルを回って挨拶するのだけど、そのときに「筋湯は震災の影響がほとんどなかったのですが、風評被害でお客さんが来なくなってしまったんですよ。でも、頑張ってます!」とアピールしていた。
ふっこう割がきっかけで温泉に来るお客さんも増えたらしく、今は応援のお礼にと毎週土曜日に花火大会を開催しているらしい。

今回泊まったななかまどはコスパの良い宿だけど、ビューホテルの大浴場の使い勝手が悪かったので、次回は九重湯〜湯〜亭(ゆーゆーてい)の大浴場に行ってみようと思う。




2017年3月11日土曜日

Walk In Her Shoes

歩いて国際貢献しましょうというチャリティに参加して歩いています。

詳しくは http://www.careintjp.org/membership/campaign/02.html をご覧ください。 

これまでは週に3、4回走っていたのであまり意識していなかったけど、スマホの歩数計を見ると驚くほど歩いていないんですよ。
まあ、スマホを持ち歩かないこともあるので、日によっては歩数が1桁なんて日もあるんです。
せっかくなんで毎日歩こうと思ったのですが、夕方以降は「面倒くさい」という気持ちのほうが優勢になってしまいます。
そこで毎朝、仕事の前に歩くことにしました。
それも負担にならないように20分程度、距離にして2kmくらいです。

今の時期だと朝はまだキーンと寒いのですが、冷たい空気の中をスタスタ歩いているうちにしっかり覚醒して、集中できるので今後も続けていきたいです。
夏は無理だろうけど。



桜の向こうにポッカリと月が浮かぶ


2017年3月4日土曜日

みそ汁バンザイ!

テーブルの隙間は心の隙間

こう言ったのはうちの弟。
盆正月の実家の食卓は隙間なくビッシリと食べ物が並ぶ。
明らかに食べきれない量の食べ物に苦言を呈した私に向かって弟が言った言葉だ。
確かに、家族や親戚が集う場では食べ物が多くなりがちだが、実家では平常時から食べ物が多すぎる。
そして全員が太めだ。

私は料理に限らず家事が嫌いだ。
料理が嫌いで不得手、なのに食べることは人一倍好きなので困る。
週に2日、夫がいない日は一人で食事をするのだが、一人だとついついお惣菜で済ませてしまいがちだった。
とにかく、一人分の食事を作るのが面倒臭いのだ。

先日、土井先生の『一汁一菜でよいという提案』を読んで以来、一人でも自分でみそ汁を作るようになった。
お惣菜はあまり買わなくなった。
ただ、料理は相変わらず面倒だし、好きではない。
それでも以前のような負担はなくなった。
一汁一菜でもよいという基準を設定したことと、具沢山のみそ汁を作ることでずいぶん気が楽になった。
スーパーに行く前に献立を考えるのではなく、その日見つけた旬の野菜を使ってみそ汁を作る。
一人分に使う野菜なんてたかが知れているので、残った野菜を葉物ならおひたしにしたり、ごま油で炒めてオイスターソースやナンプラーで味付けしたり。
冷蔵庫の中で半端に残っている食材を一緒に炒めてみたり。
時にはてんぷらを揚げることだってある。
料理は面倒だけど、みそ汁を作った勢いそのままにあと2品くらいは結構作れてしまう。
一汁一菜でもよいと言いつつ、結局はテーブルいっぱいに食べ物を並べてしまう。
そう、テーブルの隙間はやっぱり心の隙間なのだ。

みそ汁を自分で作るようになってから、だしにもこだわるようになった。
もちろん、みそだって選ぶようになった。

現在、我が家のみそ汁の基本はコレ!


それと、一部のキッチンツールを100均のものではなく、丈夫なものに変えた。
たとえば、¥100の金ざると¥1,000の金ざるの違いは火を見るよりも明らかなのだ。
他にアップグレードしたツールは、おたま、トング、シリコンヘラ(大小2サイズ)。
これらはすべて継ぎ目のない構造のものにしたので、カビが生えてテンションがだだ下がりするリスクを大幅に軽減できた。
特に無印のシリコンヘラは使いやすいのでオススメ。

アップグレード済みのツール(まな板除く)


最近のあごだしブームで久原本家はウホウホらしいと聞いた。
今日、久山町にある久原本家までだしを買いに行ったが、お客さんでごった返していたので確かにウホウホに違いない。