2017年12月31日日曜日

2017年を振り返る

毎年、年末になると手帳に「来年やりたいこと100リスト(通称:100リス)」を作る。
2017年は100リスの51項目をクリアした。
クリアできた項目は「お金」でクリアできることがほとんどだった。
たとえば、「財布を買う」など。
ただ、「財布を買う」はここ3年くらい100リスの常連項目だったのだが、理想的な財布が見つからないのでずっと買えずにいたので、ようやく理想の財布に出会えて感激の買い物だった。

さて、今年はどんな年だった?


1.遠出が多かった

2017年は4月、9月、11月に東京へ、12月は大阪へと遠出が多い年となった。
東京はいずれも翻訳関連のイベント出席のため、大阪はライブ遠征。
普段、車移動しかしない私が公共交通機関を使って、たいして迷うことなく移動できたのはスマホと交通ICカードのおかげだった。
東京のイベントに足を運んだことで、普段だとお会いする機会がない同業者のみなさんとお会いできた。
かけたお金と時間を遙かに超える価値があったと思う。
毎度のことだが、勉強会やイベントで同業者のお話を聞くと、自分の未熟さを容赦なく突きつけられる。
数日かけて自分なりに消化して、方向性を修正しながら改善に取り組むようにしている。


2.あまり我慢しなかった

財布もそうだが、欲しいものをあまり我慢せずに買った。
と言っても、若い頃のような物欲はないので、本が増えたとか、着ない服を処分して新しく何枚か買ったとか、その程度のことなのだが。
「観たいなあ」と思った映画やライブがあって、時間があれば(合えば)観に行った。
その中でも、クラシックコンサートは鳥肌が立つほど感動したので、これからも機会があれば行きたい。

また、「やりたくないことを我慢してやる」のも減らすようにした。
我慢を減らすと穏やかに生きられるのでみなさんにもお勧めしたい。


3.老化が進んだ

昨年の夏から膝の調子が思わしくなく、走っては痛み、テニスをしては歩けないほど腫れるを繰り返した。
そのため、ジョギングもテニスもできない状態が続き、運動不足になった。
しかも、恐ろしいことに年に2キロのペースで太っている。
視力も悪くなったようで、昔のように長時間本を読むことが難しくなった。
Kindleで文字を拡大すると読みやすいのだけど、読みかけの本が何冊あるのかがわかりづらいのが難点。

更年期の症状はホルモン補充療法を開始してずいぶん軽減された。
毎日のように起きていた頭痛が激減してイライラすることも減ったので、「更年期のせいかな?」と思っている人はぜひ婦人科で相談してみてほしい。
本当に楽になるから。


4.父のがんが転移した

不定期で連載(?)している父のがん治療に関する投稿だが、完結できそうにない。
転移が見つかり、まったく症状がないにもかかわらず、本人の希望で抗がん剤治療を開始。
一旦はがんが縮小したものの、その後また元の大きさに戻ってしまった。
別の抗がん剤で治療を続けたい!ということで、しばらく治療が続くことになった。
母に続き父までがんになったことで、自分の健康についても今まで以上に真剣に考えるようになった。
一度、しっかり調べておこうと思い、人間ドックにも行った。


2018年はどうする?

仕事量は今年と同じくらいで、レートがもう少し上がれば助かるのだけど…ということで、新規開拓しようと思う。
仕事以外では、できるだけ無理や我慢をせず肩の力を抜いて気楽に。
2018年は、ガンジーの言葉をモットーにしたい。

Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. 
(明日死ぬつもりで生き、永遠に生き続けるつもりで学べ)

よいお年を!



2017年12月5日火曜日

第27回 翻訳祭に参加した:セッション

11月29日に東京で開催された翻訳祭では、4つのセッションを聴講した。

1.よくみる和文英訳の落とし穴(ベンジャミン・トンプキンス氏)

講師のベンさんは同じ九州人で(え?と思われるだろうが、ご本人が「九州男児ですから」と仰っているので間違いない)、飲み仲間でもあり、マラソンの先輩でもある。
普段、英訳は全くといっていいほどやらないが、英訳にも和訳にも共通するルールがある。
このセッションでも、無駄のないすっきりとした英文を書くことを強調されていた。
自分のことを考えてみると、自信がない訳文は長くなりがちだ。
ポイントを明確に伝えられず、だらだらと文章が長くなってしまう。
動詞句でなく動詞1語で表現する「Power Verb」という考え方は、先月の翻訳フォーラムで高橋さきの氏が講演された「述語から読む・訳す」につながるのではないだろうか?
できれば、福岡で「ワークショップ形式」でじっくりやってみたいなと思った。


2.ミニ講演会 第2部

1人10分という限られた時間でプレゼンを行うスリリングな試みだった。
英語以外の言語、翻訳会社側から見たテーマ、通訳に関するプレゼンなど盛りだくさん。
何というか、映画の予告編を見ているような感じで、ロングバージョンも見て(聞いて)みたいと思った。
中でも印象に残ったのは(株)テクノ・プロ・ジャパンのお2人(梅田氏と加藤氏)のお話。
最近たるみがちな私はキュッ!と身の引き締まる思いだった(身体は引き締まらないが)。
川月現大氏の「あいまい文のもたらす不経済効果と対応策」は、前日の十人十色の勉強会でロングバージョンを聞いていた。
「あいまい文」は個人的に最近とても気になっているテーマで、10分という超ショートバージョンはビートがきいていて「お?」というノリだった(ちょっと何言ってるか自分でもわからない)。
齋藤テリー氏のプレゼンは翻訳会社向けの内容だったということで、ピンとこない部分があったけど、恐るべき神パワポだった。
テンポといい、見やすさといい、何もかもがパーフェクトで鳥肌が立った。


3.書籍を訳すという仕事(村井理子氏、伊皿子りり子氏)

この1年ちょっと、ネットで村井さんをウォッチしている。
村井さんのブログにはお腹を抱えて笑ったり、ホロリとしたり、実に栄養豊かな文章を書く人なのだ。
訳書も拝読して、面白かったので親戚の子供にもあげた。
偶然、ホテルのレストランやエレベーターで一緒になって、間近で「生村井さん」を見ることができた。
誤解を恐れずに言うと、お姿は「普通のおばさん」なのだ。
「あ、私と同じ普通のおばさんだ」とシンパシーを感じてしまった。
キョンキョンみたいに「同い年だけどまるで別の生き物」ではない。
村井さんは想像通り、読むこと、書くことへの愛情があふれた人だった。
「ああ、この人の文章が面白いのは当たり前だな」としみじみした。
あと、なぜかはわからないが「村井さんが作るご飯はきっと美味しいに違いない」と確信した。
名刺を持っていないときに限って接近したので、名刺交換ができず残念だった。


4.翻訳者のための辞書環境構築入門(関山健治氏)

最後のセッションは悩んだ結果、辞書のお話。
関山さんについては、福岡の勉強会後に著書の『英語辞書マイスターへの道』を読んでいた。
ただ、本で読むのと直接お話を聞くのでは、CDで聴くのとライブに行くくらいの違いがある。
ちなみに、関山さんは大変にイキのいい声をしていらした。
大学の講義では、後ろの席にいる生徒の耳にもしっかり届いているに違いない。

辞書の使い方・引き方はデジタル化が進んで大きく変わったわけだが、デジタル辞書ならではの使い方がたくさん紹介された。
「和訳をするときは英和辞典があればいいのか?」という根本的な問題提起は、翻訳勉強中の方には「刺さった」のではないだろうか?
普段、英語から日本語に訳すのに、英和だけで済むことはあまりない。
英英辞典も使うし、国語辞典も使う。
複数の辞書を行ったり来たりしながら、「ベストな着地点」を探している。
柴田元幸氏と村上春樹氏の対談記事にも、同じようなことが書かれていた。

しかし、90分の講演を4つというのは、大学の授業と同じだ。
終わった後はお腹がペコペコになった。

2017年12月3日日曜日

第27回 翻訳祭に参加した:概要

東京で開催された第27回JTF翻訳祭に行ってきたので、忘れないうちにざっくりと書き留めておく。
自分の中でもう少し消化、整理してから、後日、改めてまとめてみようと思う。

前夜祭

こちらは、翻訳祭とは別で、「十人十色」という翻訳者の勉強会主催の集まり。
川月現大氏による講演と、各地の勉強会関係者によるパネルディスカッション。
福岡翻訳勉強会メンバーも登壇。
懇親会では、1月27日の「第3回 博多で翻訳勉強会」で講師を務めていただく井口さんと同席する機会に恵まれた。

翻訳祭

1,000人近くが参加し、大変な盛会となった。
午前に2つ、午後に2つのセッションを聴講。
英訳や出版翻訳など普段の仕事とは違うのだけれども、「この人の話を聞いてみたい!」という好奇心に任せてセッションを選んだ。
90分の講演を4コマというのは、大学の授業以来ではないだろうか?
昼食後のセッションでは意識が遠のいたりしつつも、気が付いたら1日が終わっていたという感じだった。

交流パーティー

SNSなどでやり取りはしていても、地方在住なので実際にお会いしたことがない方がほとんどだ。
わずかなヒントを手がかりに目当ての人を探し出すという、トレジャーハント的な高難易度ミッションだったが、多くの方の協力を得てかなりクリアできたように思う。
また、福岡の勉強会でお会いした方が表彰されたので、とても誇らしい気分(私が誇ってどうする?)で東京出張を締めくくれたと思う。

今年から遠方での勉強会に足を運ぶようになり、3回目の上京となった。
毎回「これをどうしても学びたい」というテーマがあっての上京だったが、奇しくも結果的には昨年以来参加した勉強会のテーマが数珠つなぎのようにつながり、自分の中でいい具合に熟成している気がする。
仕事の成果にダイレクトに結びついたものもある。
漠然とした言い方になるが、短期的および長期的方向性を考えるときの「地図」を手に入れたと思っている。
新たに多くの出会いもあり、「知り合い」と呼べる人が増えた。
「どこかで誰かが私の仕事を目にするかもしれない」というささやかな緊張感が、怠惰な私には必要なのだ。


今回の上京では、「はやかけん」という福岡市営地下鉄発行のICカードを導入したので、移動が格段と楽になった。
毎回キップ売り場でもたついていたのが嘘のように解消されたので、やはりテクノロジーの進化には黙って従うべきだなと思った次第。


2日間にいただいた名刺を数えたら39枚だった。
惜しい!あと1枚で40枚だったのに…。






2017年11月3日金曜日

腹八分 眠気吹き飛ぶ チャイ5かな


最後にブログの更新をしたのがいつだったかも思い出せないくらいに放置してた。
何をやっていたかというと、仕事が忙しかったのだ。
ブログを更新できないほどに忙しかったのか?というと、決してそんなことはない。
週に1日はきちんと休んでいたし、時には仕事の後に映画を見に行ったりもしていた。
『ドリーム』はここ数年で最高の映画だと思うし、『ベイビー・ドライバー』は超ご機嫌な映画だったし、『アトミック・ブロンド』もまあまあ楽しかった。

さて、昨夜ライブコンサートに出かけた。
ロシア国立交響楽団とフジコ・ヘミングである。
たまたまテレビのCMを目に留め、「あ、フジコ・ヘミング生で見てみたい!」だけでチケットを買っていた。
クラシック音楽は一昨年くらいから聴くようになったものの、好きなバンドオーケストラや演奏者は特にいない。
情報源は『のだめカンタービレ』『ピアノの森』である。
推して知るべしである。


   今回のセットリスト演目

   1 グリンカ『ルスランとリュドミラ』
   2 ショパン『ピアノ協奏曲第1番』
   3 ラフマニノフ『プレリュード』
   4 リスト『ラ・カンパネラ』
   5 チャイコフスキー『交響曲第5番』


チャイコフスキーの『交響曲第5番』(通称「チャイ5」というらしい)がわからない。
Apple Musicで探して予習したのだけど、これまでに聴いた覚えがない。
序曲『1812年』なら『のだめ』で見たので知っている。
交響曲は長い。
寝落ちする可能性も高い。
チケット高かったのに寝落ちしたんじゃもったいない。
というわけで、開演前の食事はロッテリアで軽く腹八分目にとどめておいた。

お客さんは高齢者の割合がずいぶん高かった。
S席のSはシルバーのS、ってくらいに高齢者率が高かった。
2、3階席には若い人が多かった。
クラシックだと会場が暗転することも、演奏者が出てきて客が総立ちになることもない。
『ルスランとリュドミラ』は「さ、始まるよ!」って感じでテンションが上がるいい曲だった。
演奏のことはよくわからない。

さあ、おまちかねのフジコ・ヘミング登場。
1階席後方なので、ほとんど見えない。
83歳といえば、うちの両親より年上だ。
大丈夫だろうか?とハラハラしながらの鑑賞となった。
演奏のことはよくわからない。
それより「最後まで大丈夫だろうか?」と観ているこちらが緊張した。
ミュージシャンって、ジャンルに関係なく「旬」な時期があるのだと思う。
彼女は、「旬」も「円熟」もとうにすぎて、「今なお現役ってスゴい」ということなのだと思った。
スティーブン・タイラーのパフォーマンスに「すげえ!」と思ったのとは、ちょっと違う。

そういうわけで、フジコ・ヘミングの演奏が終わったときは、会場全体がホッとしたように感じた。
何度も言うけど、演奏のことはよくわからない。
ただ、個人的な印象である。

緊張感から解放されたということもあり、最後のチャイ5を前にして寝落ちの予感がますます高まった。
ところが、結論から言うとチャイ5がとても素晴らしかった。
生で聴くと全然違う。
ロシア国立交響楽団がチャイコフスキーを得意としているのかもしれないし、オケも見守りから解放されてのびのび演奏したのかもしれないし、演奏のことはよくわからない。
とにかく、ホーンセクションがとてもよかった。
第4楽章はオケのメンバーもノリノリだった。
初めての本格的なクラシックコンサートで、じっとおとなしく座っているのは大変だったが、それでも存分に楽しめた。

帰りの車はチャイ5を聴きながら運転した。
ヘビメタもクラシックも生で聴くのが一番だ。
フジコ・ヘミングの演奏を生で聴けたのはとても貴重な体験だったし、気になるミュージシャンは一度生で聴くべきだとしみじみした。



結論:マリリン・マンソン、早く来日して!




2017年8月10日木曜日

父、がんになる ― チャプター2

2016年10月に肺がんが見つかり、12月上旬に手術を受け、術後5日で退院という超スピード回復で周囲をあっと言わせた父。その後、3月の検査では異常は認められず、本人も家族も何事もなかったかのように平穏な生活に戻っていた。父は80歳目前であるにもかかわらず、電気工事の仕事くらい屁のカッパというくらいに元気いっぱいだった。ところが、6月の検査では転移と思われる影がCTスキャン画像で見つかった。

数日後には、がんなのかどうかを確認するためにPETで全身をスキャン。頭部CTで脳への転移がないかも確認することとなった。同時に、切除したがん検体の遺伝子検査もするという。「転移の可能性が疑われる」と診断を受けてから数日は、いつもよりちょっとだけ元気がなかったらしい。

PETスキャンの結果、リンパ節への転移が確定した。間質性肺炎があるため放射線治療は不可能。転移箇所がリンパ節内だけとはいえ複数箇所に及んでいるため、手術による切除も現実的ではないとのこと。抗がん剤治療にも間質性肺炎を増悪させるリスクが1割程度あり、と説明を受けた。ただし、高齢のため転移したがんが進行しない可能性も高く、その場合は症状が出ないまま寿命を全うできるのではないかと。私が受けた印象としては、病院側は75歳以上の患者への抗がん剤治療はあまり積極的には行っていない様子だった。

現時点でまったく症状がでておらず、快適にハツラツと生活できている。敢えて抗がん剤治療を行うのはQOLを下げてしまうからと経過観察をすすめられ、本人も家族もそれに同意。検査のための通院は、3か月おきから毎月に変更になり、私が毎月佐賀に帰って同行することになった。

7月の末に転移確認後初の検査、8月初めに結果を聞きに病院へ。腫瘍マーカーの数値が著しく上昇していた。CTスキャンの画像でも、前月に比べると、がん細胞が明らかに(1センチ以上)大きくなっていた。医師からも「転移したがんの進行が思っていたより早いようですね。幸い体力がおありですから、抗がん剤治療も考えてみましょう」と説明を受けた。「アブラキサン」という抗がん剤を使うらしい。ちなみに、森喜朗に奇跡の回復をもたらしたと話題の「オプジーボ」は、間質性肺炎の患者には使えないらしい。初回投与時のみ2泊3日の入院、その後は外来で点滴を受けるのみ。週に1回の点滴を3週やって、1週休み。これを6セット繰り返すが、中には予防的に1年以上投与している人もいるらしい。最も懸念される副作用は、間質性肺炎の悪化らしい。倦怠感や食欲不振は人によっては程度がかなり違うらしい。2回目、3回目以降に副作用が顕著に出る人が多いそうだ。

すべての説明を受けた後、父に「どうする?」と聞くと、「ん?受けるよ!」と即答。その横で母は「私は転移とか再発とかしても、何もしない。治療は断固拒否する!」と言い張る。この2人は、生に対する執着というか、モチベーションが天と地ほど違う。それだけでなく、「深刻な事態」に対する反応もまるで違う。母は「深刻な事態にもっとより深刻に」反応してしまうが、父は「深刻な事態もかる~く」受け止め、ときには適当にスルーしてしまう。「適当に」といっても、決して「適切に」ではなく、不適切なことも少なくないタイプだ。

担当医には「抗がん剤治療は体力第一です。しっかり食べて体力落とさないようにしましょう」と言われ、病院の帰りに立ち寄ったおそば屋さんで私よりもたくさん食べていた。冷凍庫にはハーゲンダッツがびっしり並んでいた。治療の方は今月下旬からスタートすることが決まった。様子を見るために、1週おきの投与らしい。

さて、転移が判明して以降、私は内心地味にダメージを受けている。しばらくはちょっと眠れなかったくらいだ。おそらく、抗がん剤治療を受けても、受けなくても、何かがずっと引っかかるのだろうし、生き死にの問題に正解はないのだろう。近しい親戚からも電話でいろいろ聞かれたりしたが、幸い「怪しい民間療法」をすすめる者は1人もいなかった。

ところで、父は先月めでたく80歳になったのだが、確か、ひいじいちゃんが胃がんで死んだのが80歳のときだ。私の記憶では、80歳のひいじいちゃんは干からびたミイラみたいなジジイだった。死ぬ直前の姿だから無理もないが。それに比べ、父は丸々と肥えてよく動く。

2017年7月14日金曜日

林檎のカスタマーサポート

ごめんなさい その不具合は わたしのせい

帳簿を付けていて、Appleからの領収書が届いていないと気付きました。毎月課金されるのはiCloudとApple Musicなんだけど、どちらも4月分を最後に領収書が届いていないわけです。金額にして1,000円ほどとはいえ、気になったのでAppleのカスタマーサポートに電話しました。事前にネットで問い合わせ内容を送っておいたので話が早くて助かりました。

そういえば、10年くらい前にiMacの不具合でカスタマーサポートに電話したらずいぶん待たされたけど、そのあたりのシステムも大幅に改善されているようで何よりです。当時もすごく丁寧に教えてもらったんですけどね、電話つながるまでが長かったんで。

さてさて、最近のカスタマーサービスは通話がすべて録音されているようで、クレイマー対策も万全の様子。私の「さほど重要ではない問題」にも、恐縮するくらい丁寧に対応してくれて、結局、領収書を再送信してもらったわけです。担当者のお嬢さんは、「届かないというのは変ですね」と延々と調べてくれたうえに、うちのWi-Fiの接続状況まで心配してくれました。話の途中で「あ、もしかしてうっかりAppleからのメールを受信拒否リストに入れちゃったかも?」と気付いちゃったので、ますます恐縮してしまいましたよ(案の定、受信拒否リストに入っておりました)

領収書を再送信してもらうときも、担当者のお嬢さんが「結構ご利用いただいていたようなので、ご不便をおかけしてしまったのではないかと思います」と言ってくれるので、私は心の中で深い穴を掘って、その中にすっぽり入っておりましたよ。

無事、受信できて「ありがとうございます。助かりました」とお礼を言って電話を切ろうとしたら、「他にも何かお困りのことはありませんか?」と。その後も、<私がお礼を言う><それに対してお嬢さんがお礼を言う>を5回くらい繰り返した後に、やっと電話を切りました。いや~、申し訳なかったな。私の不手際なのにな。

翌日、きちんとAppleからメールが届きました。「先日のカスタマーサポートはいかがでしたか?」と。アンケートの最後に自由記入のコメント欄があるので、「カスタマーサポートスタッフの待遇をもっと良くしてください」と書いた。カジワラさん、ありがとう!(カジワラさんではなかったかもしれない)

仕事で、アメリカ企業のカスタマーサポートの対応マニュアルを訳すことが最近多いのですが、どこもクレーマー対策がすごく大変みたいですよ? アメリカで作った対応マニュアルでは、さっぱりしすぎなんだろうなあ。


結論:日本の自動車メーカーさんも見習うといいと思うよ?
N3とか、N3とか、N3。



2017年6月30日金曜日

ご近所事情

コミュニティ 覚えられると めんどうだ

今のマンションに引っ越してきて3年近く経つ。近所には個人経営の飲食店が多く、ちょくちょく足を運ぶ店も多い。歩いて3分くらいの所にカフェがあって、そこでよくコーヒー豆を買っていた。なぜ過去形かというと、ここ1か月くらい行っていないのだ。それまでは週に1度のペースで豆を買いに行っていたのに。浅煎りのフルーティーなコーヒーが好きで、友だちや親戚にあげたりしていたのに。なぜ行かなくなったのか? なんとなく、である。

ところが、1か月も遠のいているとだんだん行きづらくなってきた。小さなカフェで、毎週豆を買いに行っているんだからしっかり覚えられている。行けば世間話もするし、マスターとはヨガ教室でも一緒だった。そう、狭いコミュニティなのだ。豆を買いに行くと「来週ヨガ行きます?」と聞かれる。もちろん、文字通りの意味しかないことは百も承知だし、私も同じようなことを興味もないくせに聞く。そして、聞いた1分後には忘れる。ちなみにヨガは諸事情あって行っていない。先日、ウォーキング中にマスターにばったり出くわし、挨拶を交わした。「あの常連さん、最近来ないなあ。そういやヨガにも来てなかったなあ。もしかして病気かな?」と思われていたかもしれない(そんなわけない)

こうして、私は想像を勝手に膨らませて、勝手に申し訳ない思いをしてしまう傾向がある。他にもめっきり行かなくなった店がいくつもあるのだけど。覚えられてしまったがために、こういう余計な心配が増えた気がする。最近、別の居酒屋でも「いつもありがとうございます」と声をかけられてしまった。顔が見えるコミュニティには安心感がある反面、密接になりすぎない絶妙な距離感を求める人も多いと思う。実家がある佐賀に帰る気に今ひとつなれないのは、コミュニティが狭すぎるからなのだ。みんなが「誰かの知り合い」というのも息が詰まるのだ。

さて、近所においしいコーヒーを出すカフェがあるのに、そこでコーヒーを飲まずに豆だけ買って帰るのはなぜか?と聞かれたことがある。理由は簡単。Wi-Fiをお客さんに開放していないのと、椅子の座り心地が悪いから。



2017年6月16日金曜日

福岡翻訳勉強会に集合!

おはぎ手においでよ 翻訳勉強会

昨年に続き、今年も福岡で翻訳勉強会を開催することとなりました(会場:福岡市早良区ももちパレス)。微力ながら、私もお手伝いをしております。主に飲み食い担当です。福岡翻訳勉強会のウェブサイトでも随時詳細をお知らせしていますので、ぜひともチェックしてくださいね。今回は午後からの開催となりますので、早起きが苦手な方も参加しやすくなっています。

昨年の勉強会では翻訳を勉強中の方から「敷居が高くて…」という言葉を耳にしました。その気持ち、よくわかります! でも、勉強中の方にこそ参加してほしいと切に願っています。同じく翻訳者を目指す仲間が見つかります。頼りになる先輩もたくさんいらっしゃいます(もちろん、私のようにあまり頼りにならない先輩も…)。学校や通信講座で学ぶだけでは得られない実用的なアドバイスやヒントが得られます。これから先の目標を定める上でも、またとない貴重な機会となるはずです。

また、レクチャー中に疑問が浮かんでもなかなかその場では質問しづらいという人はいませんか? そんなシャイなあなたのために交流会があるのです! ちょっとお酒が入ると、リラックスして質問できるかもしれません。耳寄り情報をキャッチできるかもしれません。気の合う友人が見つかるかもしれません。婚活パーティーじゃないのだから、気軽に参加してほしいと思っています。

「人見知りだし、どうしようかな?」、「難しくないかな?」、「偉い人が一杯いたりするのかな?」、「知らない人ばかりで大丈夫かな?」など、踏み出せなくて前回見送った人がいるかもしれません。そんな方にこそぜひとも参加していただきたいのです! 確かに偉い人はいるかもしれません。いや、いるでしょう。でも、私みたいに全然偉くない人もいるのです。思い切って行動してみると「案外どうってことなかったな」というのが人生です。「それもそうだな。じゃあ、参加してみようかな」と思ったあなた! きっと何かが変わりますよ。

というわけで、初参加の方に大事なポイントをお伝えします。

1 名刺を用意しましょう
自作名刺で構いません。名前、連絡先、翻訳分野などを記載した名刺を用意しましょう。もちろん、気になる人がいたら名刺をもらいましょう。名刺交換が目的ではありませんが、できるだけ多くの人と言葉を交わしておくと、次回は敷居がぐっと低くなります。

2 おやつを用意しましょう
レクチャーに集中していると結構お腹が空くので、休憩中にちょっと糖分を補給するといいと思います。それに、休憩時間に知らない人に話しかけるとき、「よかったらどうぞ」とおやつを差し出すと話しかけやすいですね。ちなみに、私はふわふわ系のおやつが好きです。会場のももちパレスには自販機がありますので、飲み物も忘れず用意しましょう。空調が効いているので喉が渇きます。

3 質問を用意しましょう
レクチャーの内容が発表されたら、聞いてみたいことを予め用意しておくといいと思います。「大勢の前で質問するのは…ちょっと…」という恥ずかしがり屋さんは、実行委員にメールで知らせるという方法もあります。

4 宿泊の予約は今すぐ!
福岡市ではホテル不足が昨今話題になっています。9月23日は土曜、祝日、大安ということもあってか、ホテルの空きが少なくなっているとのことです。遠方からの参加で、宿泊予定の方は早めに予約しておいた方がよさそうです。

なお、会場はWi-Fi完備ではありません。パソコンを持ち込む場合は、バッテリーの残量が十分にあることを確認してください。

では、9月にお会いしましょう!


2017年6月2日金曜日

コモエスタ中洲

グラシアス アキちゃん今は アメリカン

先日、中洲で開催された福岡日英協会のイギリス文学セミナーに参加した。中洲というと九州一の歓楽街として有名なわけだが、最近は猥雑な雰囲気はどこへやら。大型商業施設、高級ホテル、劇場、オフィスビルなど、街の様子が大きく変わった。ただし、路地に入ると中洲らしさは健在だ。

セミナー後は中洲の『ロシータ』で食事。中洲川端商店街の入り口近くにある老舗メキシカンレストランで、昔は駐留米軍の軍人で賑わっていたと母から聞いた。実はこの店、叔母が働いていたのだ。中学卒業後に家出をして博多に出てきた叔母は、このレストランで住み込みウェイトレスとして働いていた。そこで知り合った米兵と恋に落ち、結婚、出産。第一子を産んだ後、夫の帰国に伴い家族でアメリカへ渡った。それ以降、叔母はずっとアメリカに住んでいる。

古い写真をスキャンした画像データがスマホに入っていたので、ダメ元でお店の人に見てもらった。店の前と店の中で撮影した写真だ。叔母の名前を伝えると、店の奥からオーナーが出てきてくれた。3代目となる現オーナーは叔母のこと覚えていてくれた。子供の頃叔母に子守をしてもらったり、一緒に遊んでもらったりしていたらしい。叔母のことを親しみを込めて「アキちゃん」と呼び、当時のことをいろいろと話してくれた。

叔母がアメリカに渡って50年以上経つ。今の日本に叔母と関わり合いを持っていた人は数えるほどしか残っていない。叔母を育てた私の祖父母も、叔母の兄弟も、叔母と一緒に暮らした私の伯父たちも皆鬼籍に入っている。叔母と付き合いがある私より若い身内は日本にはおそらくいない。そんな中、叔母のことを覚えていてくれて、懐かしんでくれる人がいた。「今日はいいことをしたなあ」としみじみしながら帰途についた。そして、中洲の駐車料金の高さに腰が抜けた。残念なことに、叔母はパソコンもスマホも使わないので、リアルタイムに伝えられない。

結論:高齢者もメールくらいは使えた方がいいんじゃないかな?

当時まだ珍しい自動ドア(1963年頃)

現在のロシータ

テックスメックスとは違った本場の味(行ったことないけど)

2017年5月28日日曜日

ゴマサバはどこへ行く?

アニサキス 森繁久弥に 居候

川柳の方が先に思い浮かんでしまい、本文は延び延びになってしまった。「アニサキス」という寄生虫の名前を初めて耳にしたのは、森繁久弥がアニサキス症で緊急入院したときだ。今ググってみたら、昭和62年の出来事だった。昭和62年といえば、安田生命が53億円ゴッホの「ひまわり」を買った年だ。携帯電話が登場したのもこの年らしい。バブル全盛期の日本は、金にモノを言わせて世界中でひんしゅくを買っていた。ある意味のどかな時代だった。

それから30年の時が流れ、福岡のローカルニュースではアニサキスが注目を集めていた。福岡でもここ数年アニサキス症の報告が増え、ゴマサバがピンチだという。ゴマサバとは、しょうゆ、みりん、ごまで和えた生のサバにネギや海苔をたっぷりトッピングして食べる博多の郷土料理、福岡の居酒屋定番メニューでもある。サバを生食することでアニサキス症のリスクが高まるのであれば、サバの生食自体が禁止されるのではないか?という危惧を取り上げていた。

そもそも、日本のアニサキスは2種類に分かれるらしい。日本海側のアニサキスは魚の内臓にとどまり、魚が死ねばアニサキスも死ぬ。一方、太平洋側のアニサキスは、魚が死ぬと魚の筋肉に移動してしまうというのだ。これを人間が食べると発症してしまうのだという。ところが、最近はサバの産地が明確に表示されなかったり、産地が偽装されたりすることもあるので、いっそのこと禁止してしまおうという声があるらしい。

私は魚が好きではない、特に青魚が嫌いでサバを食べることは皆無だった。それなのに、最近になって近所の居酒屋でゴマサバにトライして以来、割と好きな酒の肴になってしまった。ゴマサバがダメになっても、ゴマカンパチなんてメニューもあるので困らないが。ただ、食べ物を禁止するというのはいかがなものだろう。アニサキスの前は、鶏肉の生食禁止の話題も取り上げられていた。生食のリスクを周知することは大切だと思うが、それを知った上で、食べるかどうかの判断は自分ですべきではないだろうか? リスクゼロを優先するなら、生牡蠣だって禁止しなくちゃマズいだろう。そんな社会は果たして楽しいだろうか?

ただ、アニサキス症はとても痛いらしい。ということで、今後は「信用できそうな店」でのみゴマサバを食べることにした。幸い、自宅の近所に信用できそうなリーズナブルな居酒屋があるので助かっている。

近所の居酒屋のゴマサバ(¥580)

2017年5月19日金曜日

『みみずくは黄昏に飛びたつ』川上未映子著

ミミズクは 耳が付くから ミミズクよ

 先月発売された村上春樹の『騎士団長殺し』を中心に、村上春樹とのロングインタビューを収めた本。不勉強だけど、著者の川上未映子氏を私は知らない。ただ、村上春樹という作家がいかにして小説を書いているのかを、ここまでクッキリと引き出せたことにいたく感動した。同時に、文章を書く(入力する)仕事に携わる者として、なかなかに興味深い内容だった。文体とは?文学とは?物語とは?という言葉にしにくい疑問が明確に言語化されていて、圧倒された。ギタリストの超絶技巧プレイを目の当たりにした感じ。『職業としての小説家』(村上春樹著)と併せて読むと、また味わい深く楽しめる。村上春樹という小説家のワークフローも実に興味深かった。

 昨年はあまり本を読まなかったので、今年はできるだけ多くの本を読むことを1年の目標に掲げた。しかし、本は嗜好品も同然なので読む作家が偏りやすい。そこで、ネットや新聞などの書評や信頼できそうな人がすすめる本で、これまで手に取ることのなかった本も読んでみようと思った。本棚スペースの問題もあって、初対面の作家の本はKindleで読むことが多いが、出会いのきっかけとしては悪くない。もちろん、「この表紙いいな」とジャケ買いする本もある。そして、当然ながら途中で読むのを放棄した本もある。『アンナ・カレーニナ』とか。

 翻訳物はあまり読まないのだけれど、Twitterで文芸翻訳者も多くフォローしているので、作品のジャンルやツイートの文章から判断して何冊か入手した。この方法は「アタリ」を引く率が結構高いので、日頃から文芸翻訳者のツイートを注視している。


結論:このブログでも文体をもう少し意識してみようと思う。そこで、冒頭のサブタイトルを川柳(あるいは短歌)にすることにした。

今、すごくハードルを上げた気がする!

2017年5月12日金曜日

早起きは三文の得

サマータイムを導入してみた

これまで午前1時頃就寝、午前8時半過ぎに起床、仕事の開始時刻は午前9時半ごろだった。
朝食を食べないので、11時半と早めに昼食を取っていた。
そうすると、「午前中」がたった2時間になってしまう。
朝は一番集中しやすいのに、2時間で作業を止めるのは何やらもったいない気がすると思っていた。
すっかり暖かくなったし、ちょっと早起きをしてみようと思ったのが2017年4月21日のこと。
そのために就寝時間と起床時間を1時間ほど早めた。

最初はどうなるかと思われたが、体の順応度が予想以上だったので現在は午前0時就寝、午前7時起床、仕事の開始時刻は午前8時半となった。
仕事の前に20分ほどのウォーキングをしている。
自宅から1kmほど離れた神社まで歩き、もちろん朝食も食べている。
昼食を食べることで昼食が12時になり、「午前中」が3時間半になった。
忙しいときはウォーキングなしで仕事に取りかかるので、午前7時半始業もある。

手帳に毎日の作業時間やワード数などを記録しているが、サマータイム導入で始業時間が早くなったものの、終業時間は変わっていない。
導入したタイミングが忙しいときだったので、労働時間が長くなっただけだった。
そこで、忙しくないときは昼食後にジムに行っている。
週に2,3回程度なので劇的な変化はないものの、筋肉量と基礎代謝量が少し増えた。
その分たくさんご飯を食べてもいい、ということではないので注意が必要だ。

夕食の時間は特に変わらず、昼間ジムに行かなかった日は夕食後にウォーキングとジョギングをしている。
サマータイムを導入してから、ダメ人間の生活が少し改善されたように思う。
この時間をデフォルトにして、もう少し暑くなったらあと1時間早めるといいのかもしれない。
昨日と今日は午前8時前にもかかわらず、少し汗ばむほどの気温だったし。
サマータイム導入後からすこぶる体調がよいので、「なんかピリッとしないなあ」という方はトライしてみては?


2017年4月29日土曜日

東京ほんま会に初参加

ペーパーレスで飛行機に乗れると知って驚いた!

去る4月23日(日)、東京ほんま会主催の勉強会に初めて参加した。正規表現とワイルドカードを使いこなそう!という趣旨の内容で、テリーさん帽子屋さんのお二方が講師を務められた。勉強会の参加者は約30名ほどで、ほとんどの方が東京および東京近郊の方だった。愛知と福島からの参加者が1名ずつ。地域の定期勉強会という趣で、9割の人が初対面だった。

私のような正規表現ワイルドカードがすぐにごっちゃになってしまうような人間が中級者向けの内容についていけるのか?と、ちょっと大いにためらった。ただ、なんでもそうだけど、「ちょっと難しいなあ」とか「半分くらいわかんないなあ」がきっかけになって「何を勉強したらいいか?」がわかることもある。自分の弱点がハッキリわかると対応策も見えてくる。私の場合は、

「正規表現とワイルドカードがすぐにごっちゃになる」

の一点に尽きる気がする…。そして私の場合の対応策は、

「行き詰まったら知っている人に質問する」

に限る。行き詰まるまで調べたり、あれこれ試したりするのだ。自分で解決できることもあれば、やっているうちにごっちゃになってしまい、底なし沼にはまり込むこともある。参加する前も底なし沼にはまり込んでいたのだけど、勉強会冒頭で「あ!」とモヤが晴れたように自分の間違いに気づいた。一人でやっていると、「思い込み」とか「勘違い」をスルーしがちだ。同時に複数のことをやると、いとも簡単に底なし沼にはまり込む。まず正規表現かワイルドカードか、どっちか片方に決めよう!と思った次第。


約4時間の会が終了する頃には、頭から湯気が出ていたと思う。冬眠前のリスが口の中にドングリを詰め込んだ状態だ。そのままでは飲み込めないので、一度口から出して、ドングリを吟味し、1つずつ飲み込もうと思う。最近、仕事はWindowsマシンでやるようになったので、WildLightを使う機会も増えるはず。自分のワークフローや環境に無理なくフィットする方法を見つけようと思う。

勉強会の後は、会場近くのスペイン料理の店で懇親会だった。SNSでやり取りしている方にも会えて、今まで「匿名の誰か」だった人が一気に「知り合い」になる瞬間が好きで勉強会などの集まりに参加している。また、機会があれば少し遠方の勉強会にも足を運ぼうと思う。

ちなみに、お土産代わりに「くるりくるり博多というお菓子を持って行ったのだけど、サクサク美味しかったので、荷物が重くならない博多土産をお探しの方はぜひ。


結論:Wordによくある「無駄な改行」なんて瞬殺よっ!